ひだまり通信

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段ボールおもしろストーリー

2018 年 2 月 1 日 木曜日

だれもが身近に使っている段ボール。経済発展とともに、その使用量と生産量は増え続け、現在、日本は世界第3位の段ボール生産国です。今月は段ボールの歴史やリサイクルのことなど、段ボールのユニークなお話を紹介します。

 

 

●段ボールは暮らしの絶対必需品

 

 

段ボールの生産量は、その国の経済発展に比例すると言われています。2015年の統計を見ると、段ボール生産量世界一は中国。2位がアメリカで、日本は3位。4位以下はドイツ、イタリア、インド、韓国、フランスなどの諸国が続いています。

日本で1年間に生産されている段ボールの面積は、なんと琵琶湖の約20個分に相当します。1メートルの幅にカットしたら、月と地球を17回以上も往復できてしまうというのだから、実に膨大な量ですね。

段ボールは日常生活の中で頻繁に目にしますが、実際はどんな業界がもっとも段ボールを愛用しているのでしょうか。

答えは加工食品業界で、全体の約4割を消費しています。全国津々浦々のスーパー、商店などに納入するため、加工食品用段ホールは大事な役割を担っているのです。その他、青果物、電気・機械類、陶磁器などの雑貨、そして最近では通販などの宅配用段ボールの需要も伸びています。

個人の生活を見回してみても、段ボールはまさに生活必需品。日本人1人あたり、1年間で平均、約150箱もの段ボールを利用しているそうです。まさに段ボールなくして、今の生活を支えることは不可能なのかもしれません。

 

  

●貴族の服の襟から生まれた段ボール

 

 

段ボールが誕生したのは、19世紀のイギリスです。当時、イギリスで流行していたシルクハットの裏側に汗取りの目的で波状に折った厚紙を張りました。これがまさに波形の段ボールの芯そのもの。昔のヨーロッパ貴族が身につけていた服の襟は、波のような細かなギャザーが寄せてあり、その様子からヒントを得て、波形の段ボールが生まれたとされています。

その後、アメリカで、壊れやすい電球の包み紙に段ボールが使われるようになり、徐々に消費量が伸びていきます。日本では1909年、井上貞治郎が厚紙を貼り合わせた梱包材を製造。「段のついたボール紙」というところから、「段ボール」と名付けました。ちなみにボール紙は、英語では「ペーパー・ボード(paper board)」と言います。日本では、この「ボード」がなまって「ボール」になり、ボール紙という言い方が定着したと言われています。

 

 

●段ボールはリサイクルの王様

 

 

一般的に段ボールは3枚の紙で構成されています。つるっとした表面を持つ2枚の紙の間に、波形ボール紙を挟み込み、3枚を接着剤でしっかりと貼り合わせます。使用目的によって、波形ボール紙の厚さが変わったり、場合によっては波形ボール紙を2枚、3枚と重ねたりして、さまざまなバリエーションを作ることができます。

段ボールの優れた点は、そのリサイクルのスタイルです。現在は日本全国で分別回収されて、平均すると7?8回くらいは再生されていて、まさにリサイクルの王様といっても過言ではありません。

 

 

以上、身近な段ボールについてのトリビアをご紹介しました。古紙回収の際は、金属製ステープルを取り除き、粘着テープと宅配の送り状も剥がしておきましょう。私達、利用者も段ボール・リサイクルのあと押しをしたいものですね。